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2018.02.18
2月10日、11日の2日間で札幌版次世代住宅の見学会を行いました。
札幌市では積雪寒冷地に応じた温暖化対策として札幌版次世代住宅基準を策定し高断熱・高気密化の普及促進を図っています。ミニマムからトップランナーまで5段階の基準を設け性能に応じた補助金を交付しています。今回は上から2番目のハイレベルでUA値0.22W/㎡K、一次エネルギー消費量は基準値の63%まで削減しています。
2日間でご来場いただいたのは予約いただいた方が4組、現在設計中の建築主が2組、過去の建て主が3組、新建会員が4組、その他合わせると30人程度の方が見学されました。
高断熱や第一種換気の説明もしましたが、全室床暖房の暖房方式と換気排熱の融雪システムに高い関心を示していたように思います。
当日は最高気温が-5度と極寒の吹雪の中で、室内の床面は+22℃、天井面は21.5℃とほとんど温度差がなく室温21℃の快適な環境でした。見学会の案内を掲示したのは北海道住宅新聞社のホームページ上でしたが2日間で300件以上のアクセスがあったそうです。札幌版次世代住宅のハイレベル基準への関心が高かったのが一因かと考えています。(白田智樹)
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